空撮できないエリア

基本的に下記のようなエリアでは、安全や航空法の観点から撮影を行うことができません。
※あらかじめ必要な対策を講じることで、撮影が可能な場合がありますので、一度ご相談ください。

都市部やビル密集地域

高層ビル・マンション・道路橋などが密集していたり、大型都市駅周辺など人通りが激しいエリアでの空撮は、安全上の観点から飛行を行うことができません。

交通量の多い道路・高速道路・鉄道に極めて近い場所

原則、上記のような万が一の事故の場合リスクが大きい交通網より30m以内のエリアでは飛行を行いません。飛行条件により対応可能な場合があります。

高圧線変電所・電波塔及び無線施設等の施設付近

電波障害等により操縦不能になることが懸念されるため、飛行を行うことができません。

祭り・花火・イベント・催し物会場

他社での飛行で、イベント中でのドローン墜落事故が発生しました。以後、航空法でのイベント等でのドローン撮影のルールが厳しくなりました。不特定多数の人が集まるような場所は万が一の事故の場合のリスクが高くなります。イベントでのドローン空撮の場合、広範囲な進入禁止措置や、特殊な機材等の準備が必要になり、許可証の発行が別途必要となり、相当な時間がかかるため、実質ドローン空撮には多くの障壁があり気軽に実施は困難になります。

空港周辺

空港周辺では、有人の航空機に衝突するおそれや、落下した場合に地上の人などに危害を及ぼすおそれが高い空域として、原則として飛行を行うことができません。空港周辺の空域で無人航空機を飛行させようとする場合には、安全面の措置をした上で、別途許可証を発行する必要があります。
これは、自身が所有する土地(私有地)であっても対象となります。

第3者の許可の無い私有地上空の飛行 (道路・国自治体土地除く

第3者の私有地上空は民法上、土地の所有者が権利を有していますが、他人の土地の上空をドローンが飛行することの明確な定義がなされていないのが現状です。しかしながら、無用なトラブルを避けるため、第3者の私有地上空を飛行させる場合は、第3者様の許可が必要となります。

住宅等が映り込む場合(プライバシーの侵害)

ドローンを使って撮影を行う場合、第3者の住宅などが映り込み、プライバシーの侵害として問題となる場合があります。
そのため、飛行させる周辺の住宅向けに、ドローンによる撮影のご案内などをあらかじめお配りしておくことで、トラブルを防ぐことができる場合があります。

学校・病院などの不特定多数の人が集まる場所

学校や病院を始めとする、不特定多数の人が集まる場所の上空では、原則としてドローンを飛行させるこができません。

空撮できない天候

基本的に下記のような天候では、安全や航空法の観点から撮影を行うことができません。

悪天候による撮影延期は、お客様都合によるキャンセルではないため、キャンセル規定に準拠しキャンセル料は無料となります。

雨が降っている場合

雨が降っている場合は、いかなる場合であっても屋外飛行は行うことができません。

濃霧の場合

飛行を行う際、十分な視野が確保できないと判断した場合は、いかなる場合であっても飛行を行うことができません。

強風時の場合

飛行を行う際、5m/s以上の風が吹いている場合は、いかなる場合であっても飛行を行うことができません。

空撮できない環境

基本的に下記のような環境では、安全や航空法の観点から撮影を行うことができません。

環境依存による撮影延期は、お客様都合によるキャンセルではないため、キャンセル規定に準拠しキャンセル料は無料となります。

GPS環境が悪い場合

建物に囲まれている場合や局所的にGPS環境が悪い場合は、安全上ドローンを飛行させることができません。

空撮できないご依頼内容

基本的に下記のような依頼は、安全や航空法の観点から撮影はお断りさせていただきます。

ドローンを目視できない場合

ドローンを目視できない飛行は行うことができません。

ドローン直下に人が進入する場合

ドローン直下に人が進入する撮影は行うことができません。また、ドローンと撮影者との間に安全上の距離が確保できない場合、撮影をお断りさせていただく場合があります。

この情報は、航空法の改正などによって変更となる場合があります。上記に該当する場合でも、必要な対策を講じることで飛行可能となる場合があります。即日でも対応できる可能性はありますが、時間に余裕を持ってお問い合わせいただくことをお勧めいたします。詳細な飛行打ち合わせは、お問い合わせください。